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MATERIAL DESIGN EXHIBITION 2019 [STRETCH]

Sumitomo Forestry Co., Ltd.

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DENTSU DESIGN FIRM

住友林業株式会社

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DENTSU DESIGN FIRM

COMPANY

MATERIAL

木材による効用の研究データ

Research on the Benefits of Wood

住友林業グループは、木のプロフェッショナルとして人と地球にやさしい「木」を活かした様々な事業を国内外で展開。山林経営から木材の調達・流通・製造・加工、住宅事業などの生活に関するサービスを通じて持続可能な社会の実現を目指しています。創業以来320余年にわたって蓄積している技術や知見は、その多種多様な「木の効果」を多くの方に伝えるべく、デザインやクリエイティブの視点からその効果を解釈した展示を実現しました。

木材による効用の研究データ
木材による効用の研究データ

MATERIAL

木材(スギ、ヒノキ、オーク)および、木に関する様々なデータをもとに展示をプランニング。住友林業がこれまで行ってきた「木の効果」に関する心理・生理的研究や、湿温度、光・音等の研究開発により得られたデータを活用しています。本展示では、視覚や触覚、嗅覚から得られるリラックス効果、および森の環境音を使った聴覚へのアプローチで「木の癒し」効果を最大限に拡張したものとなっています。

DESIGN CONCEPT

FORESTARIUM - 木の中で、木を感じる。-

FORESTARIUM - feel the tree in the tree -

FORESTARIUM  - 木の中で、木を感じる。-
FORESTARIUM logo

「木が人にどんな効果をもたらすか」を私たちはWX(Woody Experience)と定義。そのWXでも特に「木のもたらすリラックス効果」に注目しました。温かみをもたらす手触りや木目、落ち着きをもたらす香り、など、木は様々な経路で人間の五感にアプローチします。そのリラックス効果を、単に素材を使ったプロダクトという形ではなく、「木に包まれる」という体験に拡張したのが本展示の 「FORESTARIUM」です。「木に入り、木に包まれる」という体験は、様々な「木の効果」の集合体です。

さらに聴覚へのアプローチとして「その木が聞いている音」も付加し、触覚、嗅覚、聴覚、視覚から木の効果を体験できるものとしました。創業320余年の住友林業には多種多様な「木の効果」の研究データが存在しています。そのデータを有意義に活用するためにも、木を単に素材として考えるのではなく、人との関係性という視点で考えたときに、木材の価値は大きく拡張されるのではないでしょうか。
[音響協力:株式会社JVCケンウッド・デザイン]

EXHIBITION VIEW


COMPANY × DESIGNER

住友林業株式会社

住友林業株式会社

Sumitomo Forestry Co., Ltd.

担当部署筑波研究所 木のイノベーショングループ

担当者堀田 修吾

メールHOTTA_shuugo@star.sfc.co.jp

電話番号029-847-0150

所在地〒100-8270 東京都千代田区大手町一丁目3番2号(経団連会館)

DENTSU DESIGN FIRM

DENTSU DESIGN FIRM

   


株式会社電通の社内横断組織「DENTSU DESIGN FIRM」として2018年12月に発足。「つくる時から、つたえることを考える」「つたえることから逆算したものづくり」をコンセプトに、戦略/企画立案、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン、販売支援まで一貫したサービスを提供しています。本プロジェクトには、堀田峰布子、中川真仁、大崎名美映が参画。